GK作者、完結に伴って噴出した自作の悪評(特に「これは差別である」という指摘)をすんごい気にしててなんとか振り払いたいんだろうな、というのは切々と伝わってくるんだけど、今のところどのインタも否定的評価を覆す効果がないどころか、躍起になって否認すればするほど批判や懸念の妥当性を立証する羽目になってる。

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作品の評判を守る(というか統制する?)ために「レイシズムの否認というレイシズム」に手を出しちゃった以上、批判潰しの働きかけはむしろGKの内包する差別を立証・拡張・強化してしまう。個々の反論が一見巧妙だが典型的な差別の実践になっているのも尚悪い(自覚があるのかないのかわからないんだけど、自作の正当化のために飛びつく言説が尽く差別主義者の典型詭弁か同化政策の理屈の後追いになっちゃってるんだよね)。

セトラー側が描くセトラーコロニーもので作品の差別性や搾取性を0%に抑えるのは構造上不可能なんだし「より公正な描写の実現に努めつつ、及ばざる面への批判やその結果としての低評価は作品の現在地としてきちんと引き受ける」姿勢が不可欠だと思うんだけど、よりによってそれすら拒否し始めてしまってるのはやっぱ色々厳しいですよ。批判的評価の取り下げを求めて「事実の否認」の一本槍で行く限り、作者の満足の行く形で決着することはまずないんじゃないかと思う。

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