稲垣栄洋 著『はずれ者が進化をつくる 生き物をめぐる個性の秘密』(ちくまプリマー新書)
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「大勢の多様な人とかやり方が存在しててほしい……!!!」という気持ちが高まり、積んでた本を一冊消化した。
先日キンリミで楽しく読んだ『世界史を大きく動かした植物』の著者であることに今メモを取るまで気づかなかった(そんなのばっかりだな)雑草の話とか良くて面白かった。

>“勝者は戦い方を変えません。その戦い方で勝ったのですから、戦い方を変えないほうが良いのです。負けたほうは、戦い方を変えます。そして、工夫に工夫を重ねます。負けることは、「考えること」です。そして、「変わること」につながるのです。

負け続けるということは、変わり続けることでもあります。生物の進化を見ても、そうです。劇的な変化は、常に敗者によってもたらされてきました。

〔中略〕

生命の歴史を振り返ってみれば、進化を作りだしてきた者は、常に追いやられ、迫害された弱者であり、敗者でした。そして進化の頂点に立つと言われる私たち人類は、敗者の中の敗者として進化を遂げてきたのです。”

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『はずれ者が進化をつくる 生き物をめぐる個性の秘密』を読んでる間に思い出した最近の漫画が2作あって、ひとつは『ダンジョン飯』で、もうひとつは『神クズ☆アイドル』

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