ダンジョン飯のライオスに主人公として異様な部分があるとするなら、現実にも普通に存在する特性を持った善性の勇気ある主人公が、作者や周りのキャラクターから過度にヒロイックだったりドラマチックな「英雄」扱いされたりせずに最後まで駆け抜けた距離感というか独特な眼差し(バランスと言っても良い)に関係あるんじゃないかな〜と思う。
読者に手放しで「うっとり」させない手付きだからこそ変な所も駄目な所も目につくし、そのせいで合わない人には普通に嫌われたりもするみたいな…、ちびまる子ちゃんの世界の登場人物にいてもおかしくない温度感なんだよな…(?)