読了『普通という異常 健常発達という病』
『普通という異常 健常発達という病』(兼本 浩祐):講談社現代新書|講談社BOOK倶楽部
https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000373075
面白かったところと、難しくてよくわからなかったところが半々ぐらい。分けられるものではなく、神経発達がスペクトラムであることを考えると、ここに書かれている「定型的な症状」がむしろ内面化したりしてかなり強く出ている(コントロール出来ずにいる)人もいるよな〜…みたいなことを思って気持ちが沈んだ。 #読書
“「病」が、ある特性について、自分ないしは身近な他人が苦しむことを前提とした場合、ADHDやASDが病い的になることがあるのは間違いないでしょう。一方で、定型発達の特性を持つ人も負けず劣らず病い的になることがあるのではないか、この本で取り扱いたいのは、こういう疑問です。たとえば定型発達の特性が過剰な人が、「相手が自分をどうみているのかが気になって仕方がない」「自分は普通ではなくなったのではないか」という不安から矢も楯もたまらなくなってしまう場合、そうした定型発達の人の特性も病といってもいいのではないか、ということです。”
「いいね」に疲れてしまった人たち。「普通」がもたらすしんどさから抜け出すヒント
https://news.kodansha.co.jp/9604
“「病(やまい)」が、ある特性について、自分ないしは身近な他人が苦しむことを前提とした場合、ADHDやASDが病い的になることがあるのは間違いないでしょう。一方で、定型発達の特性を持つ人も負けず劣らず病い的になることがあるのではないか、この本で取り扱いたいのは、こういう疑問です。たとえば定型発達の特性が過剰な人が、「相手が自分をどうみているのかが気になって仕方がない」「自分は普通ではなくなったのではないか」という不安から矢も楯もたまらなくなってしまう場合、そうした定型発達の人の特性も病といってもいいのではないか、ということです。”