結局ウロボロスってなんなんだよってかんじだし、シガニーさんやフガンムガンみたいな子をこれからこの世界がどうしたいと思っているかとかなんにも出てこなかったし、アウロラさんもあんなにずっとチラチラ出てきてたのにいざ本体が出てくるとなったら微妙な扱いだったし、虎徹とバーナビーのバディの人生にのみ注目して見てなかったからフーンてかんじで終わってしまった。
現実にも存在するような悲劇を充てがわれて雑に消費されて散っていった悪役達が気の毒だし、そういうのタイバニにとっては物語を一瞬盛り上げるためのただのエッセンスでしかないんだろうな……。
「NEXTヒーローが頑張ってると肩身の狭い思いをする奴らがいるらしいから自分に出来ることをやろうかと思う」と「能力を失った虎徹がそれをやる」というのも何かが致命的にズレている気がするんだよな……構造的な差別の話に対してどこまでも個人の努力と根性だけが求められて美化されて語られている……