邪魅の雫もかなり「人間」榎木津礼二郎の話をしていたけど、百鬼夜行 陽の『目競』は榎木津視点の短編なのでもっと人間だった
もっとというか、「探偵(神)」になる前の人間・榎木津礼二郎の話なんだろうな
邪魅で京極堂→榎木津の矢印のでかさにびびらされた後に目競を読むと、今度は榎木津→京極堂のでかさにびびらされるという…
京極堂の家は居心地が良いから週一で通っちゃう榎木津とか、薔薇十字探偵社のネーミングが京極堂の読んでた本からだとか、仲の良い関口にさえ自分の目のことを秘密にしていた京極堂に驚いてるのとか、京極堂に父親を重ねてるのとか、ボーイズなんらかのでっかい感情じゃん!!!!!!てなって興奮してしまった