王谷晶 著『40歳だけど大人になりたい』
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>"社会に対して怒りを発信していると、「怒るのを娯楽にしている」という廃棄物糞便御意見をもらうことがある。娯楽というものをナメくさった話だ。怒りを表に出すことがどれだけめんどくさいことか、それでも怒らないといけないと思った人の決心がどれだけ重いか、ケツ拭き紙より薄っぺらいカスな奴には分からないのだろう。ある種可哀想だけど、哀れんでなどやるものか。そうやってずっと他人の感情に怯える自分をごまかして生きていけばいいのだ。"(117ページ)
社会における怒りや笑いの話、協調性について、フィクションと現実の関係性について、オタクについてなど、ところどころウンウン頷きながら読んだ
読後、自分もぼちぼちやっていこう〜!とポジティブなかんじに思えるタイプの本で大変良かった