グラビテーション、ざっくり言えば実はカレカノとかフルバみたいなタイプの漫画だよね
過去の諸々で心に大きな傷を負った恋人の心を癒やす元気で破天荒で健気な主人公の芸能サクセスストーリーっていうか
間に挟まれる岡田あーみん系のギャグや謎のロボット銃撃戦とかで作風はメチャクチャになってるけど、由貴瑛里と新堂愁一の恋物語は意外とストレートなケアものだと思う
なのでEXもやっぱりその両方に軸があるものの、どちらも個人的にはちょっとイマイチなんだよな………特に佐久間が……
マイク持つと人格変わる系の天才キャラクター、本当に二重人格ぽくなってパッキリ2つに分かれてしまうのあんまり好みじゃなくてエ〜ンてなった
あと佐久間が新堂の声を欲しがるには、期待値上げまくるわりに毎回土壇場で外しまくるこれまでの作風との噛合が微妙なんだよな……やる時にやっててくれたら説得力あったんだけど、大抵ギャグとかで外してきちゃったから…(でもギャグで外すのは大抵由貴との恋愛エピソードに絡んでいるので仕方がない)
北沢有希の子どもに関しても、幼すぎない!!!??という疑問が邪魔して乗り切れなかった
北沢が死んだ時の由貴が16歳で、新堂と出会ったのが22歳の頃、それから2年?くらいの年月が作中で流れてる……ということは、最低でも8歳くらいなのでは……?でもどう見ても未就学児っぽいんだよな
死ぬ前に精子保存でもしといたのかな…?
由貴と愁一の恋愛ストーリーの軸は主に由貴のトラウマをなんとかして前向きに生きていくことにする話で、ボーカリスト新堂愁一の話は、昔から憧れていた神のような存在である佐久間竜一に並びたい→追い越したいという軸があって、ここらへんは一応両方とも本編で綺麗に片付いてるのであの流れでよくまとまったな〜と思う