黄金と公の話
公がソウルサイフォンに移したあと水晶の体になる時の解釈で
私は、水晶公の記憶と魂本体丸ごと運んだと考えている(仁王立ちしたあと改めてソウルサイフォンに記憶と魂を移されたのち空っぽになった公の体をクリタワが侵食した、そうであって欲しいたのむ)んだけど、
リビング・メモリーを経て、ああして記憶はコピーできるものとわかってしまったら、あの時移し替えたと思っていた水晶公の魂と記憶はもしかしてただのコピーで、水晶公は水晶公のままクリスタルの体になっ[精神への負荷が許容値を超えました。シャットダウンします]
黄金の個人的に不満なところ
超ざっくり言うと、尺が足りてねえな? になります。
ちょいちょい雑というか粗いというか、そこはもっと丁寧に描写して?って部分があるよね。
具体的には
・継承の儀のあと行方不明のゾラージャを誰も気にしない→兄貴のことは気にせんでええんか?
・ゾラージャの抱えてた歪みの根っこ→結局何をどうしてひねくれたのか
・急に出てきたグルージャ→あのゾラージャに子ども!?!?
・スフェーンの真相→感情移入より先に不信感と怖さが来て、同情する前に100IDが来た
いや、行間を読むとか察するとかはできるのよ。でもそこは省いちゃだめなのではってとこを省略しすぎに感じる。
あとは
・知る前に焼かれたエレンヴィルの故郷
ここはむしろナミーカさんとも同道して鉄道に乗って、道中ウクラマトの思い出とか聞いて、エレンヴィルの故郷でも交流を深めてからの方が良かったんじゃないかなあ。荒野のイベントがそれじゃ駄目だったんだろうか…
そんな具合に、悪い意味で映画みたいというか、「あ、ここ尺の都合でカットされたな?」って感じることが多かった。もったいない…
黄金を完走した感想その2
びっくりするほど迂闊にウクラマトが攫われたりしててちょいちょい気になる部分もあるんだけど、それはそれとして振り返ってみると「面白かった!100点!!」ってなるんですよね
漆黒と暁月は物語面も情緒刺激する面もこれまでの積み重ねが結構大きかったと思うんですけど、黄金は下地0からの新規ストーリーでめちゃ面白かったので…
暁月はある意味予定調和のフィナーレだったから、その点でもこれからどうなるかのワクワクドキドキ感がすごかったな〜
あとヤースラニに入ってからがめっちゃホラーで別の意味でドキドキした
スフェーンが怖いし住民の頭につけてる何かも怖い。ディストピアのにおいしかしねえ!!ってなってた
カフキワさんは死んでるか魂だけ機械に入ってるんだろうなと思ってたし、スフェーンは優しいふりしてるけど人民統制局の管理AIかなって思ってた。(まぁまぁ当たってた)
そのような物語を嗜みすぎたせいでもっとえげつない尊厳凌辱を想像してたから、真相はわりかしマイルドで良かったな…
ついったーからきました。ハウジングと光公を嗜みます
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20over