私が属している新婦人で「学校のトイレに生理用品を置いてほしい。保健室ではなくトイレに置いてほしい」という運動があって、教育委員会にかけあったり、学校に出かけて行ってトイレ確認したり、校長や養護教諭と話し合ったりお願いしたりっていう超地味なことを全国各地でやっています。議会にかけあって予算化に成功してるとこもあります。
新婦人は女性の賃金を上げろとか、給食を無償に地場産の食材をとか、核兵器禁止条約に参加しろとか、まあなんかとにかくものすごく手広くいろんな要求運動をしていて、個別で似たような運動をしている団体も色々あるんで共同で行動することも多いんだけど、生理のことなんて地道に訴えてる団体は他にないわけですよ。まあでもそんなこと普通は知らないじゃん。なんか知らん間に「へえ、今どきは学校のトイレに生理ナプキン置いてくれるんだね〜いいね〜」みたいな。違うからね、それするために組織的に動いてる人がめっちゃたくさんいるの。

(触発されたという意味での参照)

京都に住んでいた間、児童養護施設で週一のボランティアをするようになって初めて、そういう(内容も多種多様な)ボランティアで関わっている人がどれだけ沢山いるか、目の当たりにして、感動もしたし驚いた。その「驚いた」は、それまでの自分の生活ではそれが全く見えていなかったこと、自体への驚きが大きかったような気がする。

それでも、その後何かの拍子に「養護施設でボランティアしていて…」と言うことがあると、相手はほぼ100%、神妙な顔になって「それは大変なことを… なかなか出来ることではありませんよね…」的な反応で、実は自分も、という人はいなかった。その程度には珍しい存在かもしれない。 [参照]

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