手塚治虫の漫画には日本の中国侵略や在日中国人に対する差別問題がよく描かれていると思っているのだけど、朝鮮支配や在日朝鮮人に関するテーマのものは見覚えがないよな?と思ってちょっと調べたらあるようでした。
しかし全集などからは完全に排除されているようです。これは許しがたい。ぜひ読まれるべきだと思うのですが。
chogo28.blog/what-is-zainichi-

『一輝まんだら』は義和団の乱に参加した中国人女性を主人公にして当時中国(清)国内や日本に亡命していた革命派、それを支援するという日本の民族派団体(現代にもこのような図式はありますね)と日本社会での差別、帝国主義が強化されていくさまなどを描いているので在日中国人のキャラクターが多い。
北一輝も主人公ということになっているのでこの後北がシンパとして中国革命同盟会に入ったり226事件で処刑されるまでは描くつもりがあったのだろうけど、日露戦争のあたりで中断されて未完になっている。
完結していれば『アドルフに告ぐ』のような位置付けになった作品かとも思うのですが、残念です。

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もしも未読でしたら

安彦良和さんの「虹色のトロツキー」「王道の狗」も、おすすめします。


『虹トロ』は読んだことがあります。タイトルに反してトロツキーはほとんど出てきませんでしたが面白かったです🤣

お薦めいただいた『王道の狗』は未読ですので機会を見て読んでみます!ありがとうございます。

お返事、ありがとう😊ございます

「王道の狗」、機会があれば是非。

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