鉄は熱いうちに打たなきゃと思って読んでみたけど、内容濃いいいい! 展示ではそこまで伝えられなかったことを詳しく解説してあって助かる。写真もいいし、紙もいいし、これで2,400円は安すぎる。

特別展「鳥 ~ゲノム解析が解き明かす新しい鳥類の系統~」図録
toriten.exhn.jp/goods/


恐竜の名前は音読に向いてそうなんで継続中。「アーケオプテリクス」(始祖鳥)は「アーケオ」「プテリクス」でいいと思うんだけど、「ドロマエオサウルス」は「泥」「前」「おサウルス」?と日本語っぽく読んじゃいがち。
あとあと分類学の初歩の初歩がわかってないから、
「脊椎動物は (中略) サメなどの軟骨魚類、条鰭類、両生類、鳥類を含む爬虫類、哺乳類がこのクレードに属する。」
とあると、サメが軟骨???硬骨魚類は脊椎動物じゃないってこと?条鰭類ってなに?マンボウ???クレードって誤字でしょ?とかなっちゃってなかなか進まない。早く竜骨突起ができるとこまで行きたい。

特別展「鳥 ~ゲノム解析が解き明かす新しい鳥類の系統~」図録
toriten.exhn.jp/goods/


ペラゴルニス・サンデルシの生体復元プロジェクトのとこまで来た。「ペラゴルニス・サンデルシ」と何も見ないで書けるようになるのが音読のいいところだな。黙読だとこういうのは文字をなぞってはいても実は読んでないような気がする。
図録ある程度読み進めたらもいっかい鳥展へ行く予定りそのときは音声ガイド借りてみよう。

特別展「鳥 ~ゲノム解析が解き明かす新しい鳥類の系統~」図録
toriten.exhn.jp/goods/


第2章特別展のテーマであるゲノム解析のとこまできた。DNA分類にもいろいろあるらしくてその内容までは理解できなかったけど、展示で解説を読んだだけでは意味不明だったところが明らかになった。
「高速音読」と題しているものの、全然高速ではない。

特別展「鳥 ~ゲノム解析が解き明かす新しい鳥類の系統~」図録
toriten.exhn.jp/goods/


よし、総論的なとこは読み終わったから残りはパラパラ読もう。ゲノム解析の研究については読み下しただけで理解できてないけど、骨の数を少なくして軽量化することで飛翔適応してきた鳥は、ゲノムも縮小して単純化しているらしい。

特別展「鳥 ~ゲノム解析が解き明かす新しい鳥類の系統~」図録
toriten.exhn.jp/goods/

「鳥展」図録の振り返り 

は、日常生活に支障が出るほどの記憶力の衰え、整理ずに行き当たりばったりで処理をし続けている脳の働きなどの改善または悪化防止のために行っている。今のところ効果は全く出ていなくて、ついさっきはフィルターなしで抽出されているコーヒーを発見したし、職場からは超重要書類が提出されていない緊急連絡をもらったし、ペットシッター代の請求書をなくして再発行申し込みの寸前で領収書を発見した。
まあでも始めてまだ10日ちょっともう少し続けよう。集中して音読した「鳥展」図録の振り返りをカンニングなしでしてみる。

・原生鳥類(化石じゃなくて今もいる鳥)のは、中生代末期だったか新生代に発見された獣脚類?のアーケオプテリクス(始祖鳥)が起源とされている。
・羽根がある!というのがホットな発見だったが、その後ほかの恐竜にも羽根の痕跡が残されていることがわかってきた。
・化石には羽根が残りにくいからその起源や進化を辿ることは結構難しい。
・獣脚類だか鳥類だかはその後尾骨が一体化して短くなっていった。手根骨も数が減り、脚の骨はなんとか蹠骨になった。骨の数を減らして軽量化したことが飛ぶのに役立ったかも。
・手の骨もなんかおかしくなって親指が小さい羽根を押さえる形状になったから飛行時に空気が漏れなくなった。

「鳥展」図録の振り返り 

・うちのインコちゃんにもあってデブ判定に用いられる竜骨突起ができた。ここに大胸筋が付着して力強く羽根を振り下ろせるようになった。
・ペラゴルニスには嘴に歯みたいなギザギザがあるが、これはエナメル質じゃなくて爪と同じケラチンでできているからまあまあ軽い。魚などの獲物をがっちりするのに使われていたようだが、なくなった。
・ ペラゴルニス・サンダルシの整体復元模型の作成は世界で初めて。北アメリカ?で発見された翼開長7mの史上?最大の鳥類だが、サンダルシの化石は一部でしかないので、南アメリカ?で発見されたもうちょっと小さいのを参考にした。いきなり本サイズで作るとなんか比率おかしくね?となったときに取り返しがつかないから1/20モデルを作るところから始めた。羽根で隠れるからいいよねと筋肉は作らず骨格に羽根を生やしていったが、羽根がこれまたでかくてびっくりした。
・ペラゴルシの歯的なギザギザは大きいの小さいのがとても規則的に生えている。外鞘?とか言うのに覆われている。

「鳥展」図録の振り返り 

・今回の特別展は鳥の分類学にゲノム解析が用いられるようになって、それまでの系統的な?分類がどんどん修正されていったのを反映したもの。ゲノム解析は1998年?から行われるようになったが、いろんな方法があってどんどん取り入れられているけど、一つの分類を全世界が採用しているわけではない。鳥展では2015年?のなんかet.alみたいなのを参考にして2024年9月に改定された日本鳥類なんとかに準拠している。
・上記の分類再編によって鳥の目(もく)は44目と大きく増えた。ダチョウ目などの古口蓋類はキーウィ目とかもできて4目に増えた。水鳥類も増えて特にペリカン目がすごく変わった。タカ目ハヤブサ科はタカじゃなくてゲノム的にはインコに近いことが判明してハヤブサ目として独立した。小鳥類は割と変化なし。古口蓋類と水鳥類との間にアブラヨタカ目たちがあったけど、細すぎて覚えてない。ミズナギドリの仲間もいろいろあったっぽい。

内容はまあまあ覚えててぼんやり理解できている気がする。固有名詞より数字のほうが記憶できているような?
これだけの内容があったにもかかわらず、自分の心に強く残っているのは、ヒナを搾って油を採っていたアブラヨタカ目のことである。きゅううう。

フォロー

「鳥展」図録の振り返りの答え合わせ 

ゲノム解析は1998年?から → 鳥のDNA分類は1990年に始まった
なんとかet.al → Prumほか(著者名)
改定 → 改訂
日本鳥類なんとか → 日本鳥類目録
小鳥類 → スズメ目には何の変更もなかった
ミズナギドリ目 → (多分)カツオドリ目か何かの間違い

アブラヨタカのヒナを画像検索してみたのだが、特に絞りたくなる感じのヒナじゃなかった。ガマグチヨタカのヒナみたいに丸くてふわふわしてて可愛いからギューってしたら油がでてきたわけではないっぽい。

ログインして会話に参加
Fedibird

様々な目的に使える、日本の汎用マストドンサーバーです。安定した利用環境と、多数の独自機能を提供しています。