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「ブギウギ」12/5放送分について(ネタバレ含) 

主人公スズ子と父梅吉が、六郎戦死の報せを受け取った。
当たり障りのない事だけが書かれた便りが残され、回想もなく、現地の状況など視聴者にすら何も説明されないまま呆気なく六郎は死んだ。
骨は帰るのか?
しんどい、辛い、と言ったら一緒に見ていた母が「これからもっとしんどくなるよ」と言った。
母方の私の曾祖父の弟が戦死したと知らされた時、高祖父は泣いていたらしい。
それでも人前で泣くわけにいかないから、布団の中でこっそり泣いたりしていた。
そんなことがあちこちの家で起こっていた。確かにあった時代の話。
そしてブギウギは遂に太平洋戦争の時代に入った。本土空襲の描写も入るだろう。今まで主人公らと見ていたお馴染みの風景は、人々はどうなってしまうのか。

数多の悲しみと憎悪を産んでまで、戦争で得る物とは何なのか。何か得るものがあったとして、そこでハイめでたしで終わるはずがない。
などと、昨今の世界情勢と重ねて考える。
大切なものを失って嘆き悲しむ人を減らすために、何が出来るだろう。

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