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寝落ちしそうな時に、強烈な閃きが過ぎって、夢の断片みたいなものだから大きな発見をした気がしているだけで本当はたいした内容でもないんだろうけど、一瞬で過ぎ去ったその巨大な印象が、今まで目の前にあったのになんだったのかも思い出せない、みたいなことがありません?

閃きの最中に物としての宇宙の一部に過ぎない自分の小ささを得たような心地になり、謙虚さのようなものが芽生えるも、目を覚ました途端にそれは遍く解釈の洪水に押し流されて、また自己に戻ってしまい、そこには何かあったような気配さえも残っていないのだ、みたいなことがしばしばありません?

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