ゲ謎だけど、一番好きなところってラストの原作との違いかも。
水木という人間を再定義して彼が映画のくだりを経験したことで(記憶は失ったけど)、水木は鬼太郎を抱きしめる選択をしたし、だから6期鬼太郎はわりと人を助ける(らしい。聞いた話ですまない)ようになったのだろうな、っていう繋がりと理由づけがめっっっっっちゃ好き。
その改変はざっくばらんに言えば「現代的に善い価値観に寄せるためのもの」ではあるんだけど、ただ「正しさのため」だけに信念なく改変されたというのでないことが物語によって説得力が持たせられているし、物語的にも「善くあるべき」といった断定的なものではなく「善くありたい」という希望であるように描かれているところがいいな〜 と思う。