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ウォルター・デ・ラ・メア「アリスの教母さま」(脇明子訳/東海書林)を読み始めた。百合好きの人には面白いかもしれない

「酒を飲みながら飲みたい本」フェアみたいなやつに誘っていただいたので、酒は知らんけど酩酊感がありそうな小説と言えばこれだろ!!ということで「ゴーレム100」を選んだ。

「面白い」「素晴らしい」「すごい」しか言えてなくて恥ずかしい

めちゃくちゃ説得力のある読解だったので、なんで「誤読する」なんだろうと思ったけど、最後に綺麗に回収していた。僕もこんな読み解きが出来るようになりたい。

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しかし金森修の「ゴーレムの生命論」みんな読んでいる気がする

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自分も「創造」を読んで、ゴーレム伝説やフランケンシュタインの影響はあるのかなと思ったけど、人によってはここまで深く考えられるのか...すごい。

saitonaname.hatenablog.com/ent

〈しまじま〉がギャラクシーに成長しつつある現在,『惑星ソラリス』(スタニスワフ・レム原作,アンドレイ・タルコフスキー監督,1972)を参照しながら,集合知,免疫性(イムニタス)などを都市論として討議する場をつくりだしたいと考えます.今回もそのあげくに展覧会の正式呼称がきまるでしょう.

磯崎新」

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ムズい
「わが宇宙船地球号は,その表層をうずめる都市環境に狂いが生じて,航行不能に陥りつつあります.新しい操縦マニュアルを必要としています.
 20年昔,グローバリゼーションの大津波がおそい,全球が領土化(テリトリアリゼーション)され,都市化したためです.

津波通過の跡には澱(おり)がたまり,これが触媒となり,あらたに〈しま〉が出現するだろうと予測され,かつて大航海の果てに発見されたといわれる「ユートピア」(トーマス・モア,1516)を手がかりに,「海市——もうひとつのユートピア」展(ICCオープニング企画展,1997)が立ち上げられ,プロトタイプ,シグネチャーズ,ヴィジターズ,インターネットの〈しまじま〉を生成させてみましたが,蜃気楼のごとくに消え去り,蘇東坡の詩『登州海市』にちなんで「海市」と呼ばれました.
 〈しま〉に収容される住民は「海市」の作業のなかでは「リヴァイアサン」(トーマス・ホッブズ)に統治される〈ビオス〉(ミシェル・フーコー)として扱われていました.しかしモナドとしての〈ビオス〉には,「意識」,そして「知」がそなわっています.そこで地表の都市は,渾沌(『荘子』応帝王篇)=カオス(複雑系)状態をみせるのです.→

磯崎新がソラリスに言及していたはず。というか建築家はみんなソラリスが好き

今さらCity Lives(シティーリブズ)の一話を見た。「街=生命」論好きとしては見逃せないやつ。
「ここはまんまソラリスや〜」とか言いながら見ていた。

「ブッツァーティ短篇集Ⅰ 魔法にかかった男」は、どの作品も寓意と時間の不可逆性がもたらす恐怖に溢れている。特に「家の中の蛆虫」「エレブス自動車整備工場」「魔法にかかった男」は人生のベスト短編100を選ぶとしたら入れるかも。

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先月はボフミル・フラバル「厳重に監視された列車」「あまりにも騒がしい孤独」、ディーノ・ブッツァーティ「魔法にかかった男」、イタロ・カルヴィーノ「まっぷたつの子爵」を読んだ。どれも面白かったが、特に「あまりにも騒がしい孤独」と「魔法にかかった男」が素晴らしかった。

千葉市中央図書館の簡体字/繁体字コーナーが凄かったので千葉に行く用事がある人は是非寄ってみてください。中華SF四天王は勿論、陳楸帆や郝景芳の作品も置いてあった。

父親から最高の台湾土産をもらった(簡体字版グレッグイーガン短篇集!)

最近mastodonで呟こうとするとアプリが落ちるのでちょっと嫌になっていた

ヤーレンズ「ラジオの虎」の「Livin' la Vida Loca」回の完成度が凄まじい

図書館で苫米地英人の英語参考書をパラパラ読んだのだが、英単語が3つしか出てこず、ずっと右脳の話をしてて笑った

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