小さい頃、息子君には、卵アレルギーがあった。
幼稚園に入るとき、除去食を申し込もうとしたところ、医師の診断書だか何だかが必要、と言われた。
かかりつけの先生にお願いしたら、「丁度いい頃合いですから、練習しましょう」
れ、練習・・・!?!?
「食べて慣らす」やり方。
少しずつ毎日量を増やしながら食べられる量を伸ばして行く、というもので、先生いわく、
「全卵1個食べられるようになったら、卵アレルギーは、忘れて下さい」
まぢですか!?
悪戦苦闘の末、とりあえず、入園までには、なんとかぼちぼち食べられるくらいにはなった。
最後の方は、本人がどうしても耐えられなくなったので、実のところ、「卵丸ごと一個」にはたどり着かないままになった・・・が、まあ、日常生活には、困らない程度にはなったので、いいことにした。
そして10年ばかり。花粉症絡みでアレルギー検査をしたところ・・・
おぉーう、なんということでしょう。卵白アレルギーは、「ない」状態に(花粉症は、バリバリ😅)。
「忘れて下さい」と言われても、「いや、まさか・・・」と心の隅で思っていたのだが、本当に「忘れてOK」な状態になっていた。
先生ありがとう