【設定】
⚪︎宝石病
・数百年前に突如発生した呪い。人々に分かりやすくするために病と称されているが、医術による解決は不可能と世界中の医者から匙を投げられている。
・トリア鉱山から産出された宝石(原石含む)を身に付けた場合に発現する。ごく短時間であれば問題ないとも言われているが、個人差があり信憑性は薄い。衣類越しでも発現するため、防ぐには鋼鉄の甲冑や籠手等で身を守る必要がある。
・呪いの効果として、宝石を身に付けた者の四肢の末端から少しずつその宝石に変えていく。純度は本人の精神状態に因る。
・宝石化が内臓まで至るとひどい激痛を伴い、何も処置しなければ痛みで発狂してしまう。心臓まで宝石化が進むと残っていた部位も一気に宝石となり、死に至る。また、宝石化の原因となった宝石は、呪いの対象が死ぬと同時に砕け散る。
・宝石病を発現し、貴族によって飼われている者のことを『宝石人形』と呼ぶ。
・上記の背景から、鉱山労働者は罪人か奴隷か食い扶持に困った者がついており、死亡率は著しく高い。彼等が宝石化した場合は最低限の世話しかされないため、そのほとんどは違法薬物で廃人となるか発狂して精神を損なったまま宝石となり、クズ石として二束三文で量り売りされる。
#宝石人形