侯爵ロイさん、束縛強めでちょっぴりわがままでSっ気があると私が嬉しいので裁定人マックスにその一面めちゃくちゃ出してください、お願いします……
前回も話したように侯爵ロイさんはマリアンヌを失ったマックスが後追いしないように、自暴自棄に走らないようにあえて裁定人に任命させたんだけど、マックスはもちろん望んでないしこんな仕事絶対にやりたくないと思ってたわけで。「君が必要なんだ」「心配だったんだ」「離れてほしくない」「行かないで、マックス」なんて言葉に最初は惑わされて裁定人の仕事を全うしてたけど、マリアンヌの死因は裏切りだったわけで。裏切り、掟を破った者に裁きを下す側になったのはマックスにとってはつらいもので、いつしかロイの元へ行って「もうこんなことはしたくない」なんて言ったり
涙を流すマックスに申し訳ないと思いつつも、離したくないっていう強い束縛心があるもんだから言葉巧みにマックスを説得して、今日は一緒に寝ようと上手く誘って同じベッドで一夜を過ごすんだよね