現代詩手帖の古いバックナンバーのファンタジー特集号読んでたら、他の寄稿者はポーの騙りの構造や言語文化圏でのフォークロアからの発展について書いてるのに荒俣宏は薔薇十字団、カバラから世界言語創造について書いてて凄味を感じた。
ひばりタイムス、西東京市在住の有志がやってるコミュニティニュースサイトでコラムもどれも結構面白かった(去年停止してしまった)。こういうの探せばやってるとこ結構あったりするんだろうな、知りたい。
https://www.skylarktimes.com/?p=37498
南多摩は開発とニュータウンの歴史があり、北多摩はこの本が気になる。ひばりタイムス、面白いなと思ってちょこちょこ読んでたんだけどつい先日単行本になったみたい。
北多摩戦後クロニクル: 「東京郊外」の軌跡を探る https://www.amazon.co.jp/dp/4865652728?ref_=cm_sw_r_apan_dp_GSQFJPR71GWCM9HMVYPB&language=ja-JP
パルテノン多摩で面白そうな企画やってるンゴね…
https://www.parthenon.or.jp/event/202311exhibition/
63年に都、日本住宅公団(現UR都市機構)、東京都住宅供給公社の三者で多摩ニュータウンの計画が始まり、新住法の成立とともにすったもんだありながら土地買収が進められ、71年に最初の地区である諏訪・永山地区の入居が開始。
2005年まで段階的に開発が行われた。聖蹟桜ヶ丘の桜ヶ丘団地は実はそれ以前に地元の誘致もあり京王によって作られ、後に多摩ニュータウンが作られる素地となった。80年代に入ると新規拡張された地域にポストモダン的な意匠の建物等も現れ始め、この辺りの時代からニュータウン内の住人の移住意識は最終的に郊外の戸建に移ることよりニュータウン内で移住する方向に向かっていく。
耳すまの舞台は聖蹟桜ヶ丘〜永山の辺りで作中の年代は90年代頭くらいだと思うんだけど、ニュータウン内でも古くからある土地を選選んでるのもあり結構ノスタルジーみたいなのを狙ってるのかもな、と思う。