2018年5月13日、浪江町権現堂。ここも今は解体され跡形もない。浪江駅東口は隈研吾の手によって再開発されるという。もう1つ道の駅を作れば、人は戻ってきますか?
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2018年5月13日、浪江町立浪江小学校前。この除染から3年、2021年5月に解体が始まった。「復興五輪」のレガシーとなるはずだった浪江町の聖火リレースタート地点は、スタートから2ヶ月と経たずに「放射性廃棄物」として処分された。
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2018年12月9日、浪江町権現堂。解体されていく西病院。浪江町には今も役場前に小さな診療所があるだけだ。
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2018年5月13日、浪江町権現堂。西病院。駅前にあったこの大きな病院も、再開することなく2018年12月に解体された。
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【グループ展のお知らせ】
ART&LOVE TOKYO 2023 “Memories”
2023年2月13日(月)〜2月18日(土)
12:00〜19:00(最終日16:00まで)
ゆう画廊5/6F
〒104-0061
東京都中央区銀座3-8-17
TEL/FAX 03-3561-1376
URL http://ywgarou.jimdo.com/
新作2点と、ポストカード、今年のカレンダーなどを販売します。最終日の14時以降は在廊したいと思います。よろしくお願いします。
完成。
「ずっと待ってたけど 帰って来れなかったよ
もうすぐ棄てられるんだ」
「私たちと一緒だね」
ワン!
2022年夏、大熊町立大熊中学校解体。
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2018年5月13日、浪江町立幾世橋小学校。2021年5月解体。この二宮金次郎の像は、2021年2月13日の地震で、足首から折れてしまった。
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2018年5月13日、浪江町立幾世橋小学校。2021年5月解体。東京五輪直前に、浪江町では5つの小中学校が消された。
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2018年5月13日、浪江町立幾世橋小学校。2021年5月解体。近くには「水素フィールド」なる無機質な押し付け施設がある。
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2018年5月13日、浪江町立幾世橋小学校。国は2021年3月までに解体を決めなければ費用を負担しないと町に迫り、卒業生が集めた解体延期署名も虚しく議会で否決された。見学会はコロナ禍の20年7月に一度行われただけで、21年5月、五輪前に校舎は解体された。
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2020年8月26日、双葉町細谷熊ノ沢。奥、大熊町の帰還困難区域、手前、双葉町の帰還困難区域。どちらも帰還困難区域だが、行政区分が違うため立入は制限される。奇妙な境界線。この線引きも原発事故がもたらしたもの。
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2018年5月13日、浪江町牛渡。有明荘。震災直後のまま。2021年10月23日に訪れた時もまだそのままだった。今はどうなっただろう。
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2018年5月13日、浪江町権現堂。家が解体され、「放射性廃棄物」として処分される。家を解体せずに帰還した町民もいるが、彼らは「放射性廃棄物」の家に住んでいることになる。
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2018年5月12日、富岡第二中学校。原発事故がなければ再開していたはずのこの学校も、2020年6月に解体されてしまった。コロナでなければ東京五輪が開催されていた時期の、1ヶ月前。何をか言わんや。
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イラストレーター、絵本作家、介護福祉士。福島県双葉郡を主に徒歩で取材しています。延べ480km以上を踏破。東京新聞『見えない放射能を描く→https://note.com/niq/m/mad4aa8cf1bdc 絵本『いぬとふるさと』(SLA全国学校図書館協議会 小学校中学年の部選定図書/旬報社)→https://www.junposha.com/book/b557170.html