映画『恋人はアンバー』。
(少しネタバレ)
ラスト、あんな不安な、うまく行かないのではないかという未来に、若者が震えて向かうシーンで終わるのは、登場人物にあまりに冷たいのではないか(製作者が)、と思ったが、あるいはそれは、自分が老いていて、親目線で心配して見ているからそう感じただけであって、同世代の若者として観ていたら、あの不安定な未来への一歩にこそ今ここに生きている自分をまざまざと投影するかもしれない。わからないな…。
アンバーが箱をエディに譲ったのは、自分は母親を置いて街を出られないからではないかと考え、そこは辛い。