共産党や社民党の政策や「良さ」がわかりづらいという趣旨の意見が流れてきていて、大きくは二つの側面があり、ひとつは党や候補者のやり方が時代に即しておらず、リサーチと努力が足りない、れいわや維新を見習え、という方向と、ひとつは若いもんの教育が足りないから政策とか理解しづらいので教育から始めねば、という方向なんだがいずれも正論ながらいずれにも違和感がある。
単純に、共産党や社民党は「理解されていない」から弱いのではなく、「ある種のイメージにおいて理解されている」からこそ弱いのではないか。クソ真面目な学級委員長が無理して「クラスの面白い奴」の真似しても悲惨な結果にしかならないのであって、むしろ学級委員長の戦い方としては、何らか自らのイメージに「異化効果」を持ち込むしかない。それは「向こうのレベルに降りてゆく」ことでも「わかりやすく喋る」ことでもない。逆にゴツゴツとした異物としての自分を見せること。すると周囲は「え?ナニ?」となる。物事はそっから。
無党派 受け取り方は十人十色