「小説イタリア・ルネサンス4 再び、ヴェネツィア」を読み終えたばかりで、心がヴェネツィアから帰ってこないでぼんやりしていた昨日。ヴェネチアンレースという名の馬が新馬戦にいて驚き、カナレットの展示会があると知って驚き。ヴェネツィアに引き留められているみたい?
ヴェネツィアのレースに関しては「イタリア遺聞」の「第二話 デスデモナのハンカチーフ」というエッセイで触れられていた。コンスタンティノープル陥落の少し後に、レースの奨励を始めたファースト・レディの話。それからの150年間、レースの黄金時代とヴェネツィア文化の黄金時代が一致するという話。
#蝸牛のつぶやき
「小説イタリア・ルネサンス4 再び、ヴェネツィア」は、後半が「レパントの海戦」ほぼそのまま。前半までの内容そっちのけで、読後感は「レパントの海戦」のものになってしまった。大好きな作品で、ついパラパラ読み比べてしまったのもある。
絵画が色々紹介されているのが、このシリーズの楽しいところ。パオロ・ヴェロネーゼが描いた海戦の絵をきっかけに、彼の絵を色々見て好きになった。肖像画は特に。
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