シナリオ感想-2学期(P3R)
2学期は怒涛の展開の波状攻撃でした。まず幾月の策略に嵌ってたこと。幾月自身が事故の生き残りで、破滅願望の持ち主だったのは、その最期まで分からんかったね。しかも、ゆかり父の遺した映像を改竄して桐条側まで騙すという計画性は、さすがのクズっぷりを良く書けてる。おかげでSEESは大型シャドウを全て倒してしまい、幾月の10年来の願望だったニュクスの招来してしまうわけですね。酷い皮肉だなぁ。
この原点が10年前の事故で本当に偶然居合わせた主人公に、アイギスが封印せざるを得なかったことも明かされる。そりゃ死神のコミュだよな。主人公がこの地へきてから、倒すごとに主人公内のソイツは力を取り戻し、全部倒したら「望月綾時」として学校にくる。そしてとても仲良くなった後で、ニュクスと対峙するか綾時を殺すかでエンドを選ばされる。文にするとエグいシナリオだなぁ、とても好きだけどw
P3Rが「誰かの死」を中心に描かれてるのも、ニュクスの影響なのかなぁとも思ったり。むごいけど、上手く神話題材を扱ってると読めますね。