『ザリガニの鳴くところ』
ついに吹き替えに手を出してしまいました。ミステリ作品を見ていてトリックを見落としたり寝てしまったりするので日本語なら最後まで見られるだろうと吹き替えにしました。寝ませんでした。
沼地の花鳥風月と素朴な主人公がとても好ましかった。今年の夏はジーンズに淡い色のシャツを着て過ごしたいと思った。まさかあのかわいい服がちゃんとした服ではなかったとは60年代の服装規範はなかなか厳しい。
男二人が似た感じの人でちょっと見分けがつきにくい。と思ったら暗闇でその効果が出ていた。ミスキャストと思って済まない。私の見識が甘かった。
裁判シーンも人情派弁護士の腕の見せ所でリーガルドラマとしても楽しめた。街中で最初にあった時のこと、雑貨屋の黒人夫婦の気遣い。街の人もカイヤのことを知っているけど理解しようとしたなかったことと対比になっている。
エンドロールまで花鳥風月だから普段エンドロールを見ない人も最後まで見てほしい。