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この椅子はKing and Qeen風なチェアが欲しい、と言われてデザインしたもの。

その前に作ったアウトドアエリアのテーブルとベンチに合わせて、鉄のフレームとJarrahという木を組み合わせて、折り紙のように平面で構成されている。

アウトドアの雰囲気に合うダイニングテーブルとベンチが欲しいという要望でデザインしたセット。

両サイドに5人ずつと端に1人ずつで12人が座れるサイズ。ベンチは3 人がけと2人がけがふたつづつの4つ。インダストリアルな雰囲気にしたくて、テーブルトップに鉄のフレームが貫通している。脚部分のフレームの鉄もあえて塗装せずにグラインダーで削った跡を残している。
それに合わせてベンチの脚にもフレームの鉄が貫通している。

ワイングラスがたくさん置けるバッフェが欲しいという要望でデザインした家具。

日本的な要素を組み込もうと意図してデザインした。使っているレッドガムという木はオーストラリアのアウトバック=乾燥した赤土の荒野をイメージさせ、「死」と「生」を想像させることから神社をモチーフにした。ワイングラスホルダー部分を鳥居の構造に。引き出しの扉は黒のレジンと合わせて仏画の雲のように、中心には麻の葉模様の組子をいれた。
キャビネットの左の角からは外殻から現れた「生身」を表現したポプラの木が覗く。

リバーテーブルというカテゴリーのキッチンのアイランドのカウンタートップ。

独特の突起がある樹表を持つ大きなレッドガムを譲ってもらい、これ以降はこの木を使って製作していく。

緑の部分は、グレーの半透明のレジン。オリジナルでは下にLEDライトを入れる予定はなかったがオーナーが組み込んだ。LEDのコントローラーで色が変わる。

靴箱。

同じレッドガムの木を使ったカウンタートップとドア。両サイドの側面から風に吹かれたような薄い板で構成した。扉の板にはカーブが施してあり見る角度によって表情が動く。角度によっては側面から入る光が見える。

鏡。

これも同じレッドガムの木の樹表を活かしてフレームを作った。装飾は麻の葉の組子。組子は伝統的な組子の技術だが、そう感じさせない、西洋的なこの家によく馴染んだデザインになった。

キーシェルフ。

キーと携帯を置くための台。中に電気コード類が収納できる。

レッドガムと翡翠色のレジンの組み合わせ。キーを置く火山型のくぼみが良い個性を出していると思う。

サイドテーブル。

これはTasmanian Blackwood という木と鉄の組み合わせ。日本風な格子で側面の壁を作った。上の小さな棚は携帯などを乗せることを想定した。

下に置いたカップがフィットするカーブと4本の脚に靴下をはかせたいという基本的なコンセプト?願望?で全体をデザインした。


オマケ

ルームデバイダー + コートラック。

この家は玄関ホールからダイニングまでがオープンで、視線を少しだけ遮ったら良い空間になると提案してデザインした。

あまり主張しないようにスポッテッドガムという少しくすんだ色の木を選び格子で構成した。コートラックはこの反対側の壁にある(写真は撮り忘れ)
もう少し派手な観葉植物を吊るしてほしいところ。

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