”タスマニアデビル(頂点捕食者種の1つ)は伝染性のがんによって個体群が縮小しているが、そのことが下位の捕食者種であるオオフクロネコの進化遺伝学的状況に影響を与えている”
”DFTD有病率が同等の地域のオオフクロネコは、DFTD有病率とタスマニアデビル個体群密度が異なる地域に生息するものよりも遺伝的類似性が高いことが明らかになった。このことは、異なる環境に由来する個体に不利な選択的分散や選択を示していると考えられる。”
自分より大型の捕食者が多い環境だとリスクテイカーな個体は淘汰されてしまうため慎重な個体が増え、大型捕食者が少なくなるとその傾向が逆になるみたいな感じなのかな。
https://www.natureasia.com/ja-jp/life-sci/research/14756