うちの会社のダイバーシティはまだ全然しょうもないので、貸せ!俺がやる!の気持ちで志願して今年頭からD&I委員会(仮名)に運営として参画してるんですけど、やっぱそこで基本方針として提示されてるのって「マイノリティを含む多様なメンバーが力を発揮できるようにすることで生産性を向上させる」ってことなんだよね。
NPOでもなんでもなく金儲けとビジネスをやってる会社だからそりゃあそうなんだけど、本来は多様性を確保しなきゃならないのって別に「生産性を上げる」ためではなくて、今現に社内にいるマイノリティが差別を受けたり必要な配慮が得られなかったりして、「当然の権利を与えられない」状況を避ける・または是正するために行うものだし、これからの採用に関しても、採用の場でマイノリティを差別しない・偏見に基づいた採用活動を行わないという人道的に当然のことや、障害者も当然得られるべき雇用の機会を与えるためのことだと思っている。
会社の利益のためじゃなくて、マイノリティにとって「それが当然の権利」だからやるんだよ、と、少なくともあたしはそういう気持ちでいる。どれだけ理想論だと言われてもそうだよ。当たり前だよ。
一介の平社員に過ぎないから表立って主張はできないけど…