※当方、原作未読・アニメ第1期の10話?くらいまでしか見てないです
※アイヌ文化盗用に係るせめぎあいに関してはまだ考えが至っていないので言及しません。エンターテインメント映画作品としての感想です。
よく撮ったな〜〜!!って感じ。
開幕日露戦争のシーンとか、だいぶガチすぎてさすがに震えた。気楽なアニメ実写化、のレベルではない映像だと思う。暴力と殺戮の容赦無さを含めて、アクションシーンの力の入り方は国内一級品ではないかな。いや、わたしはアクション映画そんなに専門じゃないんですけど…
アニメ見たときから思ってたけど、杉本のパーソナリティとアシリパさんとの関係性、ほんとに良いよねえ。アシリパさんのことを最初から完全にリスペクトする態度に入って、見るからに歳下の女の子をすぐに「さん」付けするとか、「お前が飼ってるアイヌか」と言われたら静かにブチ切れるとか、異文化に対するオープンマインドさとか、好きだな〜と思って見てた。
杉本、すげーなんかこう、ピュアなんだよな。自分が生き延びることに対しては恐ろしく貪欲なのに、その先にある望みは全部他者のためにある。彼の生への揺るぎない執着はいったいどこから湧いてきてるものなんだろう?
(↑これ全部、杉元佐一という男がカッコいいという話をひたすらしています)
ゴールデンカムイ
ごめん、杉「元」佐一ですね。