後半はブラームスの4番。
全行程40分以上かかる。
めっちゃ長い。
全然長くなかった...
大体、いわゆるクラシック音楽は、今の時代にそぐわないよなーと思う。
聞きつづけた50分後に、言葉にできないほどの感動が来るよ!
と言われても、歌のイントロすら省きたい時代に、ちょっと無理があるよね...。
時代は変わるものよ。
だが、摩訶不思議なことに、それをひっくり返して到達点に連れていってくれた。
すごかった...。
練りに練って、磨きに磨き上げて、持てるパワーを注ぎ込んで作り上げられたものだった。
至るところから、そういうものが溢れ出て、音楽に昇華されて、心を持っていかれたんやなと思う(寝て起きた感想)。
パッションとパワーと愛とプライドが、時代の流れを無視して突撃し、常識をひっくり返し、魂を揺さぶる。
めっちゃええよな!ええよな!ええやろ!?
みたいな。
ロケンロールである。
全然ブラームスの感想ちゃうやん。
3行で。
すごかった。
大事の前には聞かない方がいい。
大事が消し飛ぶ。
今日はまた別の地で、うぉぉぉぉ
となった人々がいるはずである(今日は大阪公演
日本全国ツアーは、連日又は一日おきくらいのペースで回っていらっしゃる。うひょぉ。
プログラム2つで入れ替わりもあるだろうけど、それにしても大丈夫なのかなと心配になる。
昨日も、公演が終わった後、すぐ移動したんちゃうかな。
せっかくのお城、見て欲しかったけど…。
演奏家には、第一に、頑強な体が必要なんやな…。
何度も同じ曲を短期間に繰り返してなおフレッシュに感じる頑強なメンタルと、酷使しても元気な頑強な体。そして無尽蔵の愛。
それに加えての、才能。
選ばれし者である。
皆さん、無事にツアーを終えられますように。