🧼🐒前提のモブ🐒 🐒が子供の頃から面倒見てた使用人
子供の頃から面倒見てたし、とても優しくしていた。僕だけが坊ちゃんのこと分かってるし、心の支えになれると信じて疑わなかった。いつか坊ちゃんを苦しめるこんな家から連れ出してあげようと貯金したり、計画を立てたりしてあとは勇気さえあれば……っていうところまできた。いつ計画を実行しようか迷っているうちに、坊ちゃんが行方不明に!使用人総出で必死に捜索をしていると、柄の悪そうな男と歩いているところを発見した!早く連れ戻さなくては!と思い急いで声をかけると「あ!お前!おれに優しかった奴!おれは戻らないからな!じゃあな!」と言って柄の悪い男と歩き出す2人。 あの男と話している時の幸せそうな、心の底からの坊ちゃんの笑顔、長年ゴインズ邸に勤めてきたけど初めて見たんだ… 坊ちゃんを連れ出して幸せにするのは僕の役目じゃなかったんだなと痛感させられ、2人が闇の中に消えた後に涙を流しながら嘘の報告をする僕……