今日は、大阪市内まで出かけました。街に出たのは何ヶ月ぶりだろうか。
院生時代の後輩と、市内の道修町にある、公益財団法人武田科学振興財団の図書資料館「杏雨書屋」で開催中の特別展「杏雨書屋の善本漢籍―恭仁山荘本を中心に―」、常設展「流行り病を乗り越えて」、それから、特別展にあわせて開催の東洋学者内藤湖南に関する講演会に行ってきましたよ。
漢籍は大変眼福で、ホクホク顔で帰宅しました。
五代武田長兵衛氏ってすごい方なんですね(小並感)。私財を投じて本草学・医学に関する和漢古典籍を集めて作った文庫が「杏雨書屋」だそうですよ。武田薬品は初代武田長兵衛が1781年に道修町で薬種商を開業したのが始まりだそうですよ。歴史の古い会社だったんですね。
道修町は江戸時代の薬種問屋や緒方洪庵先生の適塾関連の史跡が沢山あるので、歴史散策にもいいですね。
(武田、塩野義、住友ファーマ、田辺三菱、全部ここ)