お袋の味というものが昔から言われてますが、我が家にもお袋の味というものがいくつもあります。
そのうちの一つが韓国料理で、種類は多岐にわたってキムチやチャプチェ、チムやチゲなど様々あります。
今回はその中でも祖母から母へと受け継がれたチジミを紹介しようかと思います。
普通のチジミであれば、薄く焼かれたものを想像するかと思うのですが、我が家のチジミは兎に角分厚くて、ボリューム満点です。
ルーツとしては母が幼い頃に6人兄妹に細かく焼いていてはキリがないということで、祖母が分厚く作って一度で済ませるために作ったそうです。
母の幼少期から50年以上が経ちますが、記憶だけの祖母のレシピは海を渡り、日本で母が作り、今は孫の自分が出雲崎で晩御飯や晩酌のアテとして作っているのでした。