カルミナさんがトゥリとイチャイチャするようになった時空の話気が早いけどするとね
トゥリに贈る絵は絶対描いてほしいよね……もちろんリュート弾いてるトゥリの絵も描いてほしいんだけど、トゥリに贈るのなら花冠か花を抱えたトゥリ……
「花……」
「色があれば、もっと良かったかもしれないわ」
「いいや、素敵な絵だよ。その……あまり花を贈られたことがなくてね。とにかく、嬉しい」
ちょい言葉に詰まるトゥリ……照れくさいのか何某のせいか。
トゥリがお返しするならやっぱ曲でしょ！
「私は贈り慣れたものにするね。自信がある」
とか言ってポロンポロン弾き始める。穏やかで優しい曲を終えて「カルミナ」って名前で呼んでくれるのか、タイトルなのか。キザったらしくてすごいすきなんだけど絶対そういうことするよトゥリ……タラシだよ、慣れてるよ、絶対。カワイイ。ニコ、って歯を見せずに笑うと、カルミナさんが「いつもみたいに笑って」っていうやつ。歯を見せずに笑うと、何となく愛想笑い感と儚げ感があってカルミナさんあんまりすきじゃないといいなぁ。穏やかな笑みはそういうんじゃないとわかっていても、ニカッ！笑いしててほしい気持ち。