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ドライ・スロート 

登り切った彼は疲労困憊していたが、その目は充実し達成感に満ち溢れていた。「また一つ、自分の殻を打ち破れた気がするよ」極限の緊張のストレスから一気に解放された反動でゲーゲーと吐きながら、爛々とした目で彼はそう言った。

なんだこいつ頭おかしいな?すきかもしらんわ。と思った。山のキャラ頭が総じておかしいからとてもいい。紹介文だとフーン……だったけど、話の一部として出てくるとかなりコイツやべーな?と理解できるのおもろい。

高山の低酸素環境は、体の細胞に負荷をかけ続け破壊していく拷問場、あるいは棺桶のような場所だ。そんな環境に好き好んで通い詰めた私の体はすでにボロボロでら限界に達しつつある。それは自分でも理解していた。

ここもたいへん頭がおかしくてすきなパートだな〜その後の渇きのパートも頭がおかしかったので、K2さんは大変にあたおかなんだと急にわかった。映画楽しみになるね。

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