いちばん味がしたのは「肌色」の話
皮膚は半透明体。光が皮膚の深くまで到達して内部反射をし、出てきた総和が肌として見ている色。
表皮のメラニンと真皮毛細血管中の赤血球の色が多く関わる色。
メラニンが多ければ黒いが、掌にはあまりメラニンがないから黒い人でも手は赤く見える。
貧血でHbが下がると色素自体が減るから青白っぽく見える。
飲酒とかの紅潮はじゃあHbが上がってるかというとそういうわけではなく、血管拡張してるから赤く見える。
そんなこと気にしたことなかったけど。Hbの色がこんな形で見えてるのなら、血が赤くない人はパッと見で直ぐにわかるってことなんだ……とひとつファンタジーの脳みそが壊れた。赤くない血も好きだよ、ぼくは。でも、それが簡単にバレてしまうなら、生きにくいでしょうね……