じゃあわかったよ、ペパーが瓦礫に潰れる話しよう？それでおあいこでしょう？
まずペパーは潰れても直ぐに死なない！助けを静かに待ってることもできない！最期に一目逢いたいよなハルトくんにさァ！自分の足を無理にちぎりながら出てこいよ！出血で朦朧としてくるから忘れていたとばかりに近くにあったシャツかなんかで足を縛って出血を止める。え、そのシャツ？死体のだね！有事の際に言うのも野暮だけど冒涜甚だしいね！
まぁそんなこんなで足を引き摺るなり這うなりしてハルトくんに逢いに行くんだぁ、ハルトくん？ハルトくんは死んだよ、さっきね。君のその両の足が健在だったなら、間に合ったかもしれないね。ﾊﾊｯ！
え、君も挟まれていたのかい、こりゃ大変だ！直ぐに透析をして、足もなんとかしよう！でないと君も死んでしまう！何？死にたい？何を言っているんだい、せっかく助かるのだから、ハルトくんの分も苦しんで生きなくては！きっと義足も君に馴染むよ。オシャレだねぇ。ねぇ！