長すぎて収まらない
そんな壮大な夢がなくても、とりあえず明日を生きたい理由があり、会いたい人たちに会いたくて、なりたい自分になりたいから生きているのだとしたら、そんな、ぽっと出の「楽になりたい」なんていう軽すぎる理由で足元をすくわれるのは余りにも勿体ない話でさ
多少の重荷がなんだ、苦労がなんだ、死んだら戻れないんだ、必死で生きることにしがみつこうとせんでどうすると
水樹奈々様は「信じるものを信じればいい」と言っていたけど、それは「信じたいものだけ信じれば全部うまくいくよ」という意味ではないのよ
あらゆる可能性を考え、警戒を怠らず、他人に良心があると過剰な期待はせず、かといって心を閉じすぎず、ただ目の前にある事象を真実のまま受け取ろうとする心だけが自分を呪いから守ると、自分しか自分を守れんと
そういう話を他人にしたら、修行僧みたいだね……ってドン引きされた