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longride.jp/bernadette/
ママは行方不明』(2019年)
私はリチャード・リンクレイター作品を『6才のボクが、大人になるまで。』しか観たことがないけれど、ラスト近くの母親のシーンで泣いた記憶があった
ケイト・ブランシェットが人付き合い苦手なママだなんて、観るしかなかったのだけれど、ケイト様(違うけど)でさえ!家庭、子育てのためにキャリアをぶち切られるんかい…と思いながらすごい辛かった
コメディだけれど、延々とAI秘書相手に喋り続けたり、薬局で眠ってしまったり、危うさが隠しきれないバーナデットが、娘と車中で歌うタイム・アフター・タイムに何故か泣けてしまうし、愛情があるのに対話ができない夫とのすれ違いも、あんたらどちらも頭いいのになんでよ…と思わずにいられなかった
なので、ローレンス・フィッシュバーン(ポール)の「さっさと仕事を再開するんだ」という言葉によく言ってくれた!と拍手
もしこれが夫側だったら、誰も建築家としてのアイデンティティを取り上げたりはしなかっただろうにと思う
だからこそあれほど嫌がっていた南極でのバーナデットの活き活きとした姿、無茶だけどチャーミングな自分を取り戻していく様子が嬉しくて、すべてのお母さんにリバティを!と願った いい映画

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