読ドロ・カントボーイ R18
ロ様から「吸血鬼が人間を愛する訳がない」「しかも俺みたいな役立たずじゃない、『ロナルド様』ならまだしも」っていうのをなんとか引き出してさ〜
「なのに、どうしてうなずいてくれたの?」ってシーツでいもむしになってるロ様に問いかけると「すきだったから……」って返ってくるわけよ
「ただ、下等生物で遊びたいだけでも……。嘘でも、すきだって言われて、うれしかったから……」
でももうつらい、無理だ、って
「俺だけがお前をすきで……、おまえはただ、あそんでるだけで……。それでもいいって、ほんとにおもってた、のに。もう、無理……」
「君だけじゃない。私だって君が好きだよ」
「……まだそんなこと言うのか。ほんとうに、ひどいやつだな、おまえ」
「嘘じゃない。君で遊んでいる訳じゃない。どうしたら信じてくれる?」
「……、……」
読ドロ・カントボーイ R18
読ドに告白されたとき、ロ様は自分の気持ちがバレたから弄ばれてるんだって思ったんだよな 読ドはそういう吸血鬼じゃないと思ってたし、思ってたからこそ好きだったし 失望したけど、それでも好きなのはやめられなかったんだよな……ほんとうだったらいいのに、って思うのに疲れちゃったロ様……
ロ様だって信じたいとはいまでもずっと思ってるけど、やっぱり999のクソどもが邪魔をするんだよな
いつ裏切られるかわからないのに信じられない……
っていうのをぽつぽつ喋るロ様を愛撫じゃなくて慰撫する読ドが見たい シーツをゆっくり剥いでってもいいし、あくまでシーツの上からでもいい……
「きみが無理になってくれて、よかった」
「……は?」
「だって、そうなってくれなかったら……私は気付けなかったよ。ひとりで楽しく恋人だと勘違いしていた。……ほんとうは、そんなモノになれた訳じゃなかったのにな」
っていう……
「なあ、いまから恋人にしてくれるかい。きっと後悔はさせないから」っていう……
#読ドロ #カントボーイ