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「窓辺にて」
話の中心にいる稲垣吾郎のなんて魅力的なこと。誰とでもフラットな目線で対話し、正直で、不器用で、意外とフットワークが軽く、とても可愛らしい。恋心に翻弄されている周りとの会話を介して、はっきりとしなかった自身の感情の輪郭が徐々に見えてくる過程が可笑しく、愛おしかった。

ままならない恋にジタバタする今泉作品の登場人物が好きだ。さらっと17歳で文学賞をとってしまう早熟な天才と思いきや、彼とのごたごたに素直に感情をぶつける幼さもある玉城ティナがとかくキュート。彼女が大好きなのがああいう裏表なさそうな彼(倉悠貴)っていうのもよかったな。

窓辺にて。今泉監督作品の中で3本の指に入るくらい好きです(ちなみに後の2本は「こっぴどい猫」と「パンとバスと2度目のハツコイ」です)。

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