夢の中のお話 8話目
これからのお話はこのレスをクリック。

今までのお話はリンクをクリック。
7話目 メタモルフォージ
pawoo.net/@MEB/104619327162419
6話目 モンスターパーティ!!
pawoo.net/web/statuses/1025534
5話目 極寒の島グラキエース
pawoo.net/web/statuses/1007729
4話目 ある冒険者ギルドの一日
pawoo.net/web/statuses/1002827
3話目 過去は未来が作るモノ
pawoo.net/web/statuses/4549306
2話目 休み前の大冒険
pawoo.net/web/statuses/2993403
1話目 不釣り合いな盗賊団
pawoo.net/web/statuses/7313077

#novel #小説

フォロー

@MEB@pawoo.net

夢の中のお話 2月10日

「応援されてる以上、目標はしっかり達成しないとね。」
レイナがヴァーニスの背中を叩く。その行為に、ヴァーニスは軽く右手を挙げて答える。
「そうだな。それで、中の様子はどうなってるんだ?」
「そろそろ落ち着いてきたと思うわ。」
氷の壁に手を当て、中の様子を探る。
「生命反応はなさそう。ヴァーニス、壁の解除するわよ。」
「ああ、いつでもいいぞ。」
ヴァーニスは、自分とレイナの周囲に風の膜を張る。
「さて、スライム達はどうなったかしら。」
氷の壁を破壊し、大広間を直接観察する。
大広間の中央に、スライムの残骸である液体が波打っている。
その中には、ボロボロになった球体が沈んでいる。これが、スライムコアだろう。
「このコア、溶けてないわね。」
スライムコアの表面は、スライムの体液では溶けないようになっている。ただし、表面にひびが入ってしまうと、そこから溶けてしまう。
これが溶けていないという事は、この液体は酸ではないという事だ。

ログインして会話に参加
Fedibird

様々な目的に使える、日本の汎用マストドンサーバーです。安定した利用環境と、多数の独自機能を提供しています。