『海に眠るダイアモンド』、Tverで第4話まで追いついたけど、これ凄いな。凄いとしか言いようがない。

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↓今(第4話)、舞台は1958年。終戦から13年。
福島原発事故から今年が13年だと思うと、その時間感覚が分かる。
私はこの5年後くらいに生まれたわけで、ずーっと昔のことだと思っていたことが、びっくりするほど近い過去のことだと理解できる。今になれば。
そんな中を生きていたんだな、うちの親を含め当時の大人たちは。

そして、これもまた女性脚本家であることを考える。

若い頃、凶悪犯罪のノンフィクションを読むのが好きだった。どうして人は悪を為すのか知りたかった。

(ちなみに私にとって「悪」とは、abuse-いじめ、DV、ハラスメント、虐待-のことだ)

で、凶悪犯罪者は子どものころ虐待を受けた者が多く、その連鎖で起きてしまうのだと知った。

でも、安倍晋三は。こんなはっきりと「悪」を体現している人物を見るのは生まれて初めてだったのだけど、虐待を受けたとは到底思えない。むしろ、可愛がられて、大事にされて育ったと思う。そして、ネトウヨ、インセル。どちらかと言うと恵まれた階級である、日本人・男性がなぜ悪へと向かうのか。私は混乱して、ずっとTwitterを見ながら考えてきた(幸いなことに(?)、Twitterはそれを知るのに最適な場所だった)。

で、初めて理解した。人は甘やかされ、自分には特権がある、自分より下に位置する人間がいると思い込むと、平気で悪を為すのだ、と。



今の日本では、びっくりするくらい男性と女性の成熟度が違う(これは他の国でも指摘されているそう)。社会問題への解像度が違う。男性が「甘やかされて」育ったからではないか。女性や外国人は自分より下の存在だと無意識のレベルで感じているからではないか。私が子どもの頃の大人は、戦争を体験して皆ぺしゃんこに潰されていたから、みな「大人」だったのではないか。

このことは、先日、村田@元被虐待児さんのXポストを見て、確信を得たばかりだったりもする。

x.com/dydzzp59vt2lsgg/status/1

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