Twitterで話題になってる武田鉄矢が軍国主義から脱却出来なかった父親を苦々しげに語るこの記事だが、斯様な原体験を持ちながらも歳を取った彼自身は安倍晋三を信奉し国粋化したかつての擬似教え子たる三原じゅん子を褒め称えるネトウヨ同然の存在に成り果てているという不思議。老いて嫌いな親父に似て来る現象としてはあまりにもねじれが酷く、人の心は複雑だなあと思う。嘗てラジオで清水ミチコが三谷幸喜に芸能界で嫌いな人は?と問われ武田鉄矢と即答していたが、表面的にも深層としても実に慧眼でありそれをカットせず放送した肝の据わり方も流石だったなと。
https://www.asahi.com/articles/ASRCX624QRC8UTIL026.html