事実確認はしていないが島田雅彦が安倍晋三の暗殺に対し肯定的なコメントをしたとかいう件。確かにその発言は民主主義の否定とも言えるが、ではそれまで民主主義は生きて機能していたのか。安倍政権の下で10年かけて既に民主主義は殺されていたのではと。その辺の認識がないか或いは目を向けなかった人間が取って付けたように「テロを肯定する事は民主主義の否定だ!」とか言われても鼻白むとしか言いようがない。
民主主義が死んだ国で民衆は非暴力で闘い続けなければならないのか? ロシアで?パレスチナで?もっと切羽詰まっているように映るミャンマーでは? 「どんなに力の不均衡が存在してもあくまで非暴力的な手段で正しく平和を求め時にはおとなしく殺されなさい」とは自分には言えない。まあ安倍晋三が殺されたのは私怨に基づくものであり、あくまでそれが偶々テロとして機能した、と言うだけのことではあるのは大前提としてだけど。