「新しい戦前」がやって来る…これ、タモリの腹括った、日本への遺言かもしれないね。巨泉さんや永六輔、前田武彦、そして黒柳徹子にしても昭和ヒトケタ生まれのテレビ創世記を作った人らは、子供時代に腹をすかし空襲に終われる窮乏した戦時生活と敗戦後の混乱した社会を実体験している。戦争が何か、国家が国民をどう扱うか、骨の髄まで染み付いてる。だから、彼らは終生、損得抜き、仕事を干されようがなんだろうが、お構いなしに、強く反戦を貫いたし言い続けた。戦争体験世代として、誰が何と言おうと、国家/政府に睨まれようと、メディアから仕事が来なくなろうと、言わずにはいられない消せない悔しさ、悲しさ、怒り、を持ち続けたんだろうと思う。タモリはテレビタレントとして彼らに直接世話になったギリギリの世代。誰かがキチンと言っておかなきゃいけない事を、ズバリと言う、その役割が自分に巡ってきた、と考えたんじゃなかろうか。その場として「徹子の部屋」以外はあり得ない。亡くなったタモリを育てた赤塚不二夫だってたぶん喜んでるよな、タモリ、よく言った、って。

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@ENZZO まあ石坂浩二みたいに3.11後に突然原発推進CMに出始めた人もいますが。リテラシーが非常に厳しく問われる最終決定的局面なのですね。

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