おませいげんみ×
八重「……なぁ、深山さん」
棗「別に名前でもいいですよ? 呼びやすい方で」
八重「……じゃあ棗さん、なんであんたそんなに呑気にしてはんねや」
棗「そんなに呑気に見えますかねぇ」
八重「自分の身内殺した人間と平然と接しててまともな訳あれへんやろ 何企んどんの」
棗「別に何も? 俺は先生と居られればそれで」
八重「ストックホルム症候群でも拗らせとんのか……? ありえへんやろ、せんせ殺すために来たんちゃうんか」
棗「別に復讐したからって家族が生き返るわけでもないじゃないですか 死人は何も感じませんし語りませんよ」
八重「そういう問題やないやろ ……あんたは底が見えへんから怖いんよ」
棗「……八重くんも先生と関わってたらそのうち分かりますよ もしくは俺と別の道を行っても面白いですけど」
おませいげんみ× その②
棗「と言いますか、先生も名前聞けば分かるはずですよ 有栖寺八重って子です」
先生「ああ、有栖寺ンとこのやつか。そういえば父方の方とかに学会とかでよろしく言われてたっけか」
棗「そうそう、関西のあそこの大学病院で医局持ってる。やっぱ人脈関連だと覚えてるんですねぇ」
先生「助成金共同申請した相手くらいはな。まあ取るに足らんやつだが」
棗「それは先生とくらべたらそうかもですが。八尋先生の方は麻酔科でしたっけ、更にその父の八秋先生は神経医科学の基礎研究やってたような」
先生「……よく君覚えてるなそんなの」
棗「たまたま目に付いたって言ったじゃないですか。精神科方面に興味あったようで隣の研究室にたまに顔出してて、うちにも今年の頭見に来たんですよ。…………それこそ南郷さんいるときですが。その時にちょっと話聞いて。ちょっと小生意気でしたけど優秀でしたよ」
先生「そうか。……まあ興味ないな」
おませいげんみ×
棗「……そういえば、隣の研究室にたまに顔出しててうちにも来たことある3年生の子。何か消息不明らしいですよ」
先生「さぁ、知らんな」
棗「なんだ、てっきり殺したもんかと」
先生「身に覚えがないな。それとも殺しててほしかったか? 君がそんなに嫉妬深いやつだとは知らなかったが」
棗「別にそんなんじゃないですよ。なんかたまたまよく見る子だったから覚えてただけで。……まあ『不可思議なこと』なんてそれこそ掃いて捨てるほどありますからねぇ」
@tsukumo999 マージでヤバい 歌唱に係る技巧がヤバすぎる
ヤバすぎヤバすぎヤバすぎ
https://www.youtube.com/watch?v=5N6ihFqcVhc
一緒にやってたこれも見てきて来たけどめっちゃ良かった……
https://www.nact.jp/exhibition_special/2023/cai/index.html