久世光彦さんのドラマで女だらけの家に憲兵がやって来て、赤い椿を玄関に飾ってただけで「赤か…」と、目をつけられる場面があったけど、警察にしろ公安にしろ、あいつらが「こいつはアウトにしよう」と判定すれば、何もせずそこに立ってるだけでも犯罪に加担したと見做され、冤罪で不当に連行されることがある、その意味がわからない人いるよね。警察や公安の指す「悪い奴」とは「警察公安含む国家権力にとって不都合な人間」なんで、何の気なしに「警察は正義、間違えないから安心」と警察や公安の基準に委ねると外を本や花を持って歩いたり建物の写真撮ったりなんてこともできなくなるんだけどな。自分は本や花なんか持って歩かないからいいとかいう話じゃないよ。国家権力に行動を制限されること、自由がなくなること、人権侵害されることを許してしまう、という話。