「恥ずべきは加害者」 集団性暴力被害の女性がフランスに与えた勇気
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《ペリコさんは証人尋問で公開裁判を求めた理由について、「レイプの被害に遭ったすべての女性が『ペリコさんがやったのだから、私にもできる』と言えるようにしたい。恥じるべきなのはレイプの被害者ではなく加害者だ」と述べた。》
《仏メディアによると、ペリコさんは公判が始まる前にドミニク被告と離婚したが、「ペリコの名を持つ孫たちに誇りを持ってほしい」としてペリコ姓を名乗っている。》
《ペリコさんは判決後、「裁判はつらい試練だったが、支えてくれたすべての人に感謝する」と述べた。公開裁判を求めたことについて「法廷での議論を社会に理解して欲しかった。自分の決断を一度も後悔したことはない。女性も男性も敬意を持って調和しながら生きる未来をつかむ力を信じている」と話した。》
《女性の権利向上を訴えるNGOや労働組合など63団体は11月、性的暴行の被害者の支援や明確な同意のない性交を犯罪とみなして処罰する「不同意性交」に関する法改正など、140項目の対策を政府に要求した。》